撮影日:2010年2月13日
大寒波が列島を覆い尽くし、厳寒の2010年冬。 4年ぶりの久留里線の旅は、みぞれ混じりの木更津駅から始まります。 |
身震いをしつつ待ち続けると、4連の気動車が乗客を満載させ到着。 急ぎ足で駅に戻ると、観客の姿は既に無く、ホームは閑散。 最後尾の車両に乗ろうとするも、扉が固く閉ざされ、微動だにしない・・・。 |
不思議に思い前方に進むと、後方の編成は切り離され、車庫に戻る準備中。 内面で恥じつつ前方の車両に乗車、内房総に向けて出発進行。 |
小雨交じりの中、列車は順調に先へと進みます。 明確な理由も無きまま、俵田駅で下車。黒煙を上げる列車を見送ります。 |
ローカル色が濃い久留里線ですが、各駅舎は新築され、多目的トイレも設置。 ・・・が、東横田駅のレトロな旧駅舎までもが撤去とは、無念。 |
目的の無きローカル線の旅、閑散期の水田地帯をぶらり散策。 小雨舞う視線の先に、首都圏色のキハ38系が通過。 |
国鉄色に生まれ変わったキハ30系が、真冬の水田地帯を疾走。 各地で旧形式の気動車が次々と姿を消す中、ここ久留里線では未だ現役。 |
俵田駅に戻り、しばらく待機。木更津から戻ってきた国鉄色のキハ30系に乗車。 車内には房総地区を駆け抜けた、懐かしの列車の写真が展示。 |
童心に戻り、撮影に没頭する乗客の姿。 過去の光景を脳裏に浮かべつつ、列車はゆっくりと内陸へと進みます。 |
列車は久留里駅に到着。対向列車との行き違いでしばらく停車。 小雨の中、国鉄色のキハ30系にカメラを構える乗客は少なくありません。 |
列車は終点の上総亀山を目指し、エンジン音を唸らせながら先に進みます。 |
終点の一つ手前、上総松丘駅で何気なく途中下車。 1日の平均乗車客数が100名に満たない無人駅。 次の列車の到着まで周囲を散策するも・・・、何もない(苦笑)。 |
雨が強まる中、上総亀山からの列車をひたすら待機。 我慢強く待ち続けると森林の影から列車が登場、木更津方面へと戻ります。 |
再び久留里駅に到着。対向列車の到着をしばし待ます。 ・・・と、タブレットの確認はOK?? |
国内ではごく一部の路線に残る、タブレット交換。 古典的な手法ながらも、久留里線の安全確保のため日々続いています。 |
久留里線の旅はこれにて終了。やる気が乏しい内容でごめんなさい。 最後の写真は、房総地区に次々と投入される209系。 車両の世代交代が活発化する中、久留里線は時の流れが止まるかの如し・・・と。 |